この記事では、2025年1月期にドラマ化が決定した『秘密トップ・シークレット』の原作漫画2巻に焦点を当て、そのあらすじや感想、考察を詳しく紹介します。
2巻では、「天地奈々子誘拐事件」と「露口絹子事件」という2つの衝撃的な事件が描かれています。それぞれ、悲劇的な展開や人間の深い心理をえぐるストーリーが展開される必見の内容です。
この記事では、原作漫画のネタバレを含めつつ、これらの事件の詳細を解説し、読者の心を揺さぶるポイントを深掘りしていきます。
≫漫画【秘密トップ・シークレット】1巻あらすじ:ネタバレ考察はこちら
悲劇の新米捜査官「天地奈々子誘拐事件(2002)」あらすじ&考察
第九初の女性捜査官・天地奈々子が配属されてからわずか三ヶ月。彼女の無断欠勤が続いた後、第九には「SEARCH MY BODY」(私の体を探して)というメッセージカードとともに、天地の脳が送りつけられる衝撃的な展開から始まります。
あらすじと事件の概要
天地は第九に配属されたばかりの新人で、霊感が強く、不思議な言動が特徴の人物でした。しかし、彼女の配属後に突如として行方不明になり、大脳だけが届けられるという異常な事件が発生します。
薪室長の指示でMRI捜査が行われますが、天地の「夢」を通じた手がかりが必要とされ、青木たちが奮闘することになります。
天地さんが無断欠勤をする直前、冷たく接した自覚のある青木さんは、勇み足で犯人の元に行ってしまうけど…薪さんに発信機を付けられてて助かったよ◎
この時、青木さんに発信機を付けた薪室長グッジョブ!青木さんは何だか、薪さんの飼い犬みたいに見えるんだよね~。大きいのに可愛い…♡
天地奈々子誘拐事件:感想と考察
天地というキャラクターは、その独特な性格や短い登場時間で読者に強烈な印象を残します。彼女の霊感や不思議な発言が物語にスパイスを加えながらも、最期は悲劇的な運命をたどることになります。
『SEARCH MY BODY』って、ゾッとする言葉だよね。捜査官なのに、あんな最期を迎えるなんて…。
また、天地が青木に「あなたには強い生き霊がついている」と言い残した点も注目すべきです。薪室長への深い信頼と、青木自身の成長物語に繋がる要素が巧妙に織り込まれています。
天地さんの夢のシーン、すごく切なかったな…。彼女が望んでいることは、ただ普通に捜査を頑張ることで、それが映っていて泣いちゃったよ…。
絹子の悲劇と闇「露口絹子事件(2003)」あらすじ&事件概要
続くエピソードは、一家惨殺事件の真相に迫る「露口絹子事件」です。ここでは、父親・露口浩一が自らを犯人として名乗り出て死刑執行を受けた後、彼の脳のMRI捜査を通じて真犯人が娘の絹子であることが判明するという衝撃的な展開が描かれます。
事件の被害者は妻、義母、次女。浩一は罪を認め、刑を受け入れるものの、実際には絹子が男性への憎悪から父親を含む家族を惨殺していました。浩一は絹子を庇うため、彼女の犯行を隠蔽し、全ての罪をかぶったのです。
さらに捜査が進む中で、絹子が複数の男性を殺害していたことや、盲目の少年・平井学をも事故に見せかけて殺害していた事実が明らかになります。
ZIPという学少年の盲導犬の脳映像から真相を突き止めた青木の捜査手法は、読者に驚きと感動をもたらしました。
ZIPは訓練を受けた盲導犬ではないけど、常に学くんと一緒にいて彼の目の代わりを務めていたんだよ。一緒に亡くなってしまうなんて、悲しい結末だったね…。
露口絹子の犯罪動機を考察:父親からの虐待と心の歪み
露口絹子というキャラクターは、父親から受けた虐待やその後の男性への憎悪を抱えながらも、事件の真相が明らかになるにつれて読者に複雑な感情を抱かせます。
絹子が複数の男性を殺害し、さらに一家惨殺という凶行に及んだ背景には、彼女の生い立ちや心理的な歪みが大きく関係しています。ここからは、彼女の犯罪動機について掘り下げて考察します。
幼少期の父親からの虐待
絹子って、美しいのに恐ろしい。なんか悲劇的だけど憎めない…。父親が絹子の罪を自分のこととしたのは、虐待の事実を隠そうとしてたのかな?
虐待の被害者が加害者になるって話、悲しいけど現実でもありそうだよね…。
父親が自らの罪を被ることで絹子を守ろうとした行動は、ある意味で歪んだ愛情の表れとも取れます。しかし、これは絹子にさらなる孤独と罪悪感を与える結果となりました。
男性への憎悪が生んだ連続殺人
絹子は成長するにつれ、男性に対して極端な憎悪を抱くようになり、自分と関係を持った男性を次々と殺害していきました。この行動は、幼少期に受けた虐待が彼女の精神に深刻なトラウマを残した証拠です。
青木が捜査中に見た絹子の行動は、全て男性への報復のようなものでした。彼女にとって、男性を殺害することは過去のトラウマに対する抵抗や復讐心の表れだったのでしょう。
関係を持った男性を殺していくのって、自分を守るためだったのかな?でも、それがエスカレートして一家を惨殺するなんて…復讐心だけでは説明できないよね。
一家惨殺の動機:家族の「真実」を隠すため
絹子が父親を含む家族を殺害したのは、自分の犯罪行為や精神的な歪みが家族に知られることへの恐れからではないでしょうか。家族にとって「正常な自分」でいたいという願望が、彼女を追い詰めた可能性があります。
夫の娘への性的虐待は気づく母親と気づきつつも気づかないふりをする母親、全く気付かない母親…どれが一番多いんだろう?
狭い家庭内のことだから、きっと気づいたよね?家族に知られるのが怖かったから、あんなに残酷な方法を取ったのかな?家庭内の犯罪って、複雑で見えにくいね。
絹子の犯罪動機に隠されたテーマ
『秘密トップ・シークレット』シリーズの核心テーマである「秘密」は、絹子の動機にも深く関係しています。彼女が犯行を重ねるたびに、その行動の背後には「知られたくない真実」が隠されています。
- 幼少期の虐待という過去
- 自分が犯してきた罪への後悔と恐れ
- 家族に対する歪んだ愛情と憎しみ
これらが絡み合い、絹子の行動を引き起こしたと考えられます。
特に、学とZIPは何に関係もないのに…酷いよ…。人の秘密って、知るほど心に重くのしかかるよね。絹子の話は、まさにそれを教えてくれる。
彼女が背負っていた闇を知ると、最初からの悪人って言えない気がするんだよね…。家族が気づいた時に、家庭内の犯罪を表に出せたら良かったのかな…。
絹子の犯罪動機を通じて、人間の複雑な心理や「秘密」がもたらす影響について考えさせられる一冊となっています。
漫画「秘密 -トップ・シークレット-」2巻総評:“秘密”の本質を描く
第2巻では、命の儚さ、家族の絆、犯罪の動機といったテーマが深く掘り下げられています。それぞれの事件が「秘密」というシリーズの核心に迫り、読者に問いを投げかける構成となっています。
2巻って、どちらのエピソードも読後感が重いけど、深く考えさせられるんだよね。巻末に、1巻の28人殺しの貝沼清孝のモデルについてのあとがき漫画もあるよ◎
ZIPの脳で真相が分かった時、すごい展開だと思ったよね!青木が見たZIPの優しい世界が唯一の救いだけど、実際の事件現場との対比が壮絶だったよ…。
また、青木の成長や彼の父親とのエピソードが、絹子事件と交差して描かれる点も見どころです。「人の秘密を知る意味」を問い続けるこのシリーズらしい深いテーマが込められています。
悲劇と感動が交錯する『秘密トップ・シークレット』第2巻。未読の方もぜひこの名作を手に取って、その深い世界観を味わってください。
≫漫画【秘密トップ・シークレット】3巻あらすじ:ネタバレ考察はこちら
「秘密―トップ・シークレット―」は過去に映画、アニメにもなっており、どちらもU-NEXTで配信されています。
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