この記事では、NewJeansの年内解散はあるのか、2024年に勃発している所属事務所ADORとの問題について一連の流れを確認し、年内解散もしくは活動休止があるのかどうかを考察します。
NewJeansは2021年にデビューし、K-POP業界で急速に人気を集めていました。しかし、今、彼女たちは事務所とのトラブルに巻き込まれ、その動向に注目が集まっています。
日本でも大人気で、知名度もあるグループだからびっくりだよね…。
2024年に日本デビューしたばかりで、今からって時にどうしてこんな危機的状況にあるの？
この記事では、事務所との対立がどのようにして発展したのか、そして解散の可能性があるのかについて詳しく解説していきます！
ポチップ
NewJeansの年内解散はある？一連の流れを解説
まずは、NewJeansの解散が囁かれることになった、一連の騒動の流れを確認してみましょう。
そもそもなぜNewJeansの解散騒動が勃発した？
2024年4月22日に、HYBEとミン・ヒジンの対立が報じられました。 この対立は、ミン・ヒジンがHYBE傘下のADORの経営陣に就任していた際、経営に関する問題でHYBEとの亀裂が生じたことがことの発端です。
アイドル本人たちの問題ではなく、経営陣の問題に巻きこまれたって感じなんだね…。
実は、NewJeansのデビュー前から確執が存在していたのは驚きだよね？
HYBEとミン・ヒジンの対立が発覚した後どうなった？一連の流れ
2024年4月26日：HYBEはミン・ヒジン氏に対して「業務上背任」の疑いをかけ、告発。HYBEは、彼女がADORの経営権を狙っていると主張しました。
2024年5月7日：この告発に対し、ADORは「解任は不当である」として、裁判所に株主総会での、ミン・ヒジン氏解任を阻止するための仮処分を申し立てました。
2024年5月17日：NewJeansのメンバーたちも行動を起こし、ミン・ヒジン氏の解任を防ぐために裁判所に嘆願書を提出。
2024年5月30日：裁判所は、ミン・ヒジン氏の解任を一時的に停止する仮処分を認めました。裁判所は、ミン・ヒジン氏が独立を考えていたことを認めつつ、「HYBEの主張には証拠が不足している」と判断しました。これにより、株主総会での解任は一時的に中断されました。
これでNewJeansが安心して活動できそうだね！よかった！
ここで終結してくれたらよかったんだけど、実は続きがあって…。
2024年8月27日：最終的にはHYBEが取締役会を開き、ミン・ヒジン氏をADORの代表取締役から解任。ただし、彼女はNewJeansのプロデュース業務は続けることが許されました。このため、グループへの直接的な影響は最小限に抑えられることに。
結局解任されちゃったの！？
そうなんだよね、さらにここからADOR側とHYBE側の溝は深まっていくよ…。
2024年9月2日：NewJeansのミュージックビデオを制作してきた「イルカ誘拐団」のシン・ウソク監督は、YouTubeチャンネルで公開していたNewJeans関連映像の削除を要求されてしまいます。 削除要請をしたHYBEは、ADORの経営陣が変わり新しい方針に基づくものだと主張。監督はこれらの映像がファンのためであり、収益を目的としていなかったと弁解していました。
動画が削除されたときのファンの反発はすごかったよね。
現在では削除されたチャンネルおよび動画は復活し、再度閲覧できるようになりました！
2024年9月11日：NewJeansのメンバーがゲリラライブ配信を行い、HYBEに状況の改善を訴えました。 「本来のADORに戻してほしい」と訴え、ミン・ヒジン氏の9月25日までの復帰を要求。 この行動にはファンからの賛否両論の声とともに、メンバーのことを心配する声が多く寄せられました。
このライブ、すぐ削除されてしまったけど彼女たちの悲痛な表情が忘れられないライブだったよね…。
本人たちは真面目にアイドル活動に専念していただけなのにね…やるせないよね。
2024年9月23日：NewJeansのメンバーたちは、親を同伴して新任のキム・ジュヨンADOR代表と緊急面談を行いました。
2024年9月25日：NewJeansが訴えていたミン・ヒジン氏の復帰要請は、ADOR側が正式に拒否。 ADORはミン・ヒジン氏に5年間NewJeansのプロデュースを任せる提案をしたものの、代表取締役としての復帰は「現時点では不可能」と結論がでました。
結局、メンバーたちの主張は受け入れられなかったんだね…。
ただプロデュースは今後も継続していくそうだから、 今のNewJeansのコンセプトは守られ続けそうだよ。
2024年9月27日：ミン・ヒジンは梨泰院（イテウォン）某所で行われたトークショーに登場。解任騒動以降、初めて公の場に姿を表しました。
そのトークショーで語られた内容は…
- 裁判は勝つ自信があること
- 訴訟費用は2億円以上
- 家を売らなければならない
- 夫や子供など守るべき存在がいなくてよかった
- 耐えられるだけ耐える
- HYBE側は、勝つことより長引かせることを意図して行動している可能性がある
と発言し、HYBEと徹底抗戦する姿勢を見せました。
また、トークショーにてNewJeansの公式キャラクターのぬいぐるみを配るなど、支援者に対しての手厚いおもてなしをしたことも話題になっていました。
HYBEとADORの確執はこれらも続いていきそうだね…。
NewJeansの活動に影響が及ばなければいいんだけどね。
ポチップ
いつ活動休止になってもおかしくないって本当？今後を考察
経営陣問題でNewJeansの活動が危惧されていることがわかりましたよね。 では、現在の状況が進展した場合、考えられるいくつかのケースを考察してみました。
ミン・ヒジン氏の代表復帰は絶望的
メンバーたちが求める通り、ミン・ヒジン氏が復帰する可能性がありますが、現実的には少し難しいという意見も…。
NewJeans本人たちがADOR代表に直接掛け合ったものの、提案をはねのけられたため、実質代表復帰は絶望的です。 経営権をめぐる内部争いで信用を失い、HYBEとしてもこの選択肢は難しいと考えられます。
NewJeansが専属契約を解除する可能性は低い
次に考えられるのは、NewJeansが専属契約を解除するケースです。 しかしNewJeansとHYBEの間では専属契約が交わされており、契約満了せず個人的な理由で契約を解除すると、多額の違約金が発生してしまいます。
推定される違約金は約3000億ウォン（約318億円）にもなり、これをメンバーたちが返済していく必要があります。
2022年7月にデビューしたNewJeansの具体的な契約条件は明らかになっていないが、公正取引委員会の標準専属契約書では、契約を解除した時点を基準に直前2年間の月平均売上高に残りの契約期間の月数を掛けた金額を違約金としている。これに基づき概算すると、3000億ウォン以上の違約金が発生する可能性がある。
また、ハイブの監査ではアドアの関係者がミン氏との間でNewJeansの契約解除費用を6000億ウォン以上と見積もっていたことも明らかになった。
引用元：Yahoo!ニュース
違約金高すぎない！？
アイドル一人育てるだけでも会社は莫大な費用をかけるから、 大企業専属アイドルとなると違約金も桁違いになるね。
HYBEとの契約を維持した活動が現実的だが、今まで通りとはいかないかも
NewJeansがHYBEとの契約を維持しながら活動を続けるという展開もありますが、この場合、メンバーたちが良好な待遇を受けることは、正直あまり期待できません。
反旗を翻した彼女たちが、今後の新曲リリースやプロモーション活動で十分な支援を受けるとは考えにくく、契約満了までの間にあまり活動をさせてくれない可能性も考えられます。
ポチップ
NewJeansの活動は前途多難：まとめ
とりあえず現時点（※2024年10月5日）では、解散するのかどうなのかはいまだ不明です。 しかし、NewJeans本人やミン・ヒジン氏はこれからも活動を続けていく意志を表明しているので、今後も活動を見ることができる可能性が非常に高いです。
今回の騒動で、K-POP業界でが抱える様々な問題が浮き彫りになりました。
10代～20歳になったばかりの若者をここまで追い詰めてしまうということが、非常に痛ましいね。
また、HYBE所属のアイドルBTSのジョングクは自身のInstagramで今回の問題に関する意見と思われる投稿をしました。
ジョングクは本日、愛犬バムのInstagramに「Artists are not guilty（アーティストに罪はない）」という文章を投稿した。また、5つのハートの絵文字が添えられたことから、彼がNewJeansに対する支持を間接的に表現したのではないかと推測する声もあがった。
引用元：Yahoo!ニュース
本人たちは必死に頑張っているだけ！ 不当な扱いを受ける理由なんてないよね！？Bunnies(バニーズ)はNewJeansを信じ、応援していこうね！
この先、どのような結末を迎えるのかはまだ不透明ですが、彼女たちの才能が正当に評価され、自由に音楽活動ができる環境が整うことを強く願っています。NewJeansはじめ、K-POPアーティストが今後、のびのびと活動できる環境が整ってくれることに期待ですね…！
ポチップ
HYBE側の主張 ミン・ヒジン氏が経営権を奪おうとしていると主張し、彼女とシン・ドンフン副代表に「機密情報を流出させた疑惑」があると告発しました。
具体的には、ADORの経営陣がHYBEの持つADORの株式を、仲の良い投資家に売ろうと画策し、その過程で重要な契約情報を流出させていたと言っています。また、アーティストの家族に対して心理的な影響を与えていたとされています。
ミン・ヒジン側の主張 HYBEがプロデュースした新グループ「ILLIT」が、彼女が手がけたNewJeansのコンセプトを模倣していると指摘しています。
また、入社時に「HYBE初のガールズグループを一緒に作る」との約束があったものの、LE SSERAFIMが先にデビューしたことや、NewJeansのPR活動が制限されたことにも不満を抱いています。彼女はこれらの問題を提起した結果、HYBEが自分を解任しようとしていると感じているようです。