この記事では、美容整形モニターはバレるのかデメリットはあるのか、また美容整形を安く受ける方法について7つ紹介します。
はじめに
以前に比べ、美容整形へのハードルが下がり、多くの方が気軽に行ける場所になってきたなと感じます。そこで、色々な施術を受けてきた私の経験から「どうやったらお得に受けられるの??」ということを書いていきたいと思います。
私が受けてきた美容整形の種類については、美容整形履歴を参照ください。ざっと思い出したものを書いてみましたが、私も書いてみて驚きですが結構な量をしてますよね。漏れているものも相当あると思うので、美容医療の利用歴は長いです。
で、多くの方が「どうやってこんなに施術をしてきたのだろう?」「お金はどこから??」という疑問が沸いたかもしれません。あるいはネットなので、嘘言っているのでは?と感じられるかもしれませんね。
プロフィールにも書いた通り、これらは約20年くらいをかけて行っています。そんなごく普通の私が実際に利用している、お得に美容医療を受ける方法について紹介します。

美容医療の価格はどうやって決まってるの?
そもそも、美容医療って高額ですよね。保険診療とは違って、同じ施術でも料金が病院によって違って一律ではないしどうやって価格が決まっているのか気になりますよね。
私は病院に勤務していたことがあるのですが、その時は利益率を上げるために診療報酬の高い治療の割合や差額ベッド代、病床利用率・稼働率、平均在院日数などのデータを元に、部や課ごとに経営状況を定期的に確認し改善するような会議が行われていました。
保険診療の病院でも利益は求められ、利益が出ない赤字経営の病院は閉鎖されたりしますよね。保険診療の医療機関ですらそうなので、自由診療の場合は言わずもがなですね。
美容医療を扱う自由診療のクリニックの場合はというと…。医療機関ではありますが、保険診療の医療機関とは異なり、集客には多額の広告費をかけていますね。そういったクリニックは、経費の広告宣伝費の割合が大きくなります。
※全国展開の大きい規模になるほど、広告宣伝費は分散されるので1院辺りのコストは少なくなります。
自由診療の場合、同じ施術内容でも料金設定はクリニックが自由に決められるので、人件費や広告宣伝費が多いとその分、施術価格に反映されます。
ここで言いたいのは、CMでよく見る大手が悪いと言っているのではなく、料金設定はその病院によって違うので、利用者が賢くなりましょうということです。
CMで安い金額の施術を案内し、それを見た人がクリニックに行ったら予算外の高額請求で驚いた!なんて話を聞いたことがある方もいると思います。
美容整形は二重埋没がスタートの方も多いと思うので、初心者用にクリニックの選び方を別で紹介しているので、よければ見てみてくださいね^^
美容整形を安く受ける方法は?
では、本題です。ざっとですが、美容医療を安く受ける方法は下記の7つになります。
- クーポン
クリニックで発行しているクーポンを利用する。
多いのは公式サイトからLINE誘導、LINEからクーポンが発行される方法。
LINEのお友達登録で〇円クーポン利用可能とかが多いですね。 - キャンペーン
イベントや、その時の押したい施術を期間限定で行っています。
入職したばかりの先生で症例を集めたい場合も、期間限定で安く施術できたりしますね。 - モニター制度
モニターというと症例写真がSNSなどの媒体に出るもの?と思われがちですが、モニターにも色々あります。アンケートを書くという簡単なものもありますし、症例写真の利用範囲も学会や院内のみ、というのもあります。 - インフルエンサー
SNS集客に力を入れているクリニックの場合、有名なインフルエンサーにはクリニック側から声をかけています。フォロワー数により完全無料で施術を受けれたり、逆に報酬が支払われたりします。 - 各種割引
学生割引、シニア割引、交通費・駐車場料金補助など色々な割引があります。
交通費については都市圏のクリニックを遠方から利用する場合に、施術料金に応じていくらまでという上限が設定されているところが多い印象です。 - 予約方法
口コミサイトやアプリ経由で予約すると、支払った施術金額に対してのポイントや現金での還元が受けられます。
現在では、還元率の高いところでも「施術料金の10%還元」くらいのところが多い印象です。 - 医療費控除
税金の所得控除の一つに、医療費控除があります。
前提として、容貌を整える目的で美容整形を受ける場合は治療や療養ではないため、医療費控除の対象とはなりません。
しかし、美容整形の範疇であったとしても眼瞼下垂症(上まぶたが開けづらくなる症状)に対する手術のように治療や療養と認められるものであれば医療費控除の対象になったりします。
こんなものでしょうか。
「4」はハードルが高いですが、他は条件に当てはまれば誰でも利用が容易な印象です。

美容整形をモニターとは?
外科施術をする場合、私はモニター制度を利用することが多いです。大手クリニックでは向こうから提示してくることも多く、実際に利用する人も多いため、モニター制度を使った方全員の症例が外部利用されることはないです。
モニター制度では、メディア露出が多いほど割引率も大きいです。利用者が多いのは、部分モニターでしょうか。施術を受けた部分以外はモザイクなどで分からないようにして、症例写真のメディア露出をOKするというもの。
こういったモニター制度を利用した方の症例写真を見て、皆さんは医師やクリニックを選んでいるので、できるだけ施術料金を抑えたい利用者と外部向けの症例写真が欲しいクリニック側の利害が一致した場合は、良い制度だと思います。
利用者側の視点からのモニター制度のメリットは、施術料金が割り引かれることですが、デメリットもあります。それは、施術日以降のクリニックの指定した日にクリニックに出向かないといけないこと。
本来であれば、「施術日には施術料金の定額を支払い、その後モニターとしての症例写真を撮り終わってから差額を返金してもらう」というのが正しい形なのでしょうが、モニターとしての誓約書を書いてモニター料金で施術をしているのが実情です。
そのため、モニター契約をしたはずなのに、その後クリニックの指定した日にモニターさんが来てくれない!ということが起こりえます。そうなった場合、クリニック側としてはマイナスしかないので、利用する場合はきちんとモニターとしての務めを果たしましょう。
ちなみに…モニターになった場合の来院間隔ですが…施術によって異なります!3日後、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後…と、大きな施術ほど来院回数が多い印象です。
遠方のクリニックを利用する場合は、モニター割引が必ずしもお得になるわけではなく、割引価格と交通費、また時間との兼ね合いを考慮する必要があります。
実際問題として美容整形のモニターは部分モニターだと、まずバレることはないです。特徴的な方は別ですが、ある一部分のみを切り取ってもその方に結びつかないのではないでしょうか。実際に私は今までモニターをしていてバレたことはありません。
注意するクリニックとは?
個人的な見解ですが、毎日CMで見るような大手クリニックの場合、来院した時にクーポンの存在を知らせてくれるかどうか?を私は見ています。
インスタやTikTok集客に力を入れていて、毎日CMでも見ない日はないクリニック…安いし気になる、実際どうなの??と思われた方!
行ってみないと分からないし、どんなもんかカウンセリングだけでも行ってみようかと、思われた場合、来院した時には下記を確認してください。
- 医師に会う前のカウンセリング時間は適当か
- カウンセラーがいる場合、カウンセリング時にカウンセラーの入れ替わりが激しくないか
- 非医療従事者が施術内容を決めていないか
- 来院して即個室案内、その後長時間拘束されていないか
- 予算を伝えているにもかかわらず、大幅に超過した施術の案内ばかりではないか
- メニューにはあるが、できない施術が多くはないか
- 広告に出している施術は実在するのか
- 施術のランクが多すぎないか(横文字の名前でグレードの違うものが多くはないか)
- 見積もりをもらえるか(持ち帰れるか)
- 施術費用以外のオプション(化粧品など)が含まれていないか
- 最初に提示した金額を見て、考えるそぶりをすると値下げ幅が大きくならないか
- 当日施術を押してこないか(今日だったら〇〇になります!など)

当日施術を薦めてくるところ、軟禁状態で帰してくれないところ、医師と合う前のカウンセラーとの時間が長すぎるところ…そういったところは、残念なクリニックの可能性大です!
すぐに医療ローンを薦めてくるところも辞めましょう。
おわりに
利用者の本音としては、同じ施術内容ならより安く受けたいですよね。
この他、クリニック毎のポイントや他社提携ポイントの有無など、支払方法によっても大きく違うのですが、それはまた別の機会に書きたいと思います。
今回は簡単にお得に美容医療を受けられる方法を書きましたが、今後はまた具体的に利用方法などの紹介もしていきますね。
