この記事では、日焼けしたあとに黒くならない方法はあるのか、また日焼け後のアフターケアの方法について紹介します。
2023年の夏も猛暑となりました。日差しも厳しく日焼け対策は欠かせません。日焼け止めに、日傘、アームカバーは必須です。
しかし、うっかり日焼けしてしまった場合には、素早く対処する必要があり、時間にして72時間が勝負となります。

日焼けしたあとに黒くならない方法や、日焼けしたあと72時間以内のアフターケアの仕方について早速見ていきましょう。
\うっかり日焼けしないための内側ケア!サプリを飲んで夏でも綺麗な白肌をキープ♪/
日焼けしたあと黒くならない方法は?
結論から紹介すると、日焼けしたあとに黒くならない方法はありません。なぜなら日焼けしたあとに肌が黒くなるのは体を守るための反応であり、黒くなるかどうかはその人が生まれながらに持っているメラニン色素の量に左右されるためです。

少し説明っぽくなりますが、日焼けするメカニズムを見ていきましょう。
日焼けは、皮膚に紫外線を必要以上に浴びてしまった時に起こります。
適度な紫外線を浴びることは大切ですが、必要以上の紫外線を浴びることは、日焼けの原因や、皮膚癌発症のリスクの上昇など、デメリットが多くあります。
日焼けという言葉は、皮膚が赤くなる「サンバーン(SUNBURN)」、その後皮膚が黒くなる「サンタン(SUNTAN)」の両方を意味があります。
日焼けの種類「サンバーン」と「サンタン」について。サンバーンとは紫外線にあたってから数時間後から現れる赤くなる日焼けのこと。主に紫外線B波が原因で起こります。一方、サンタンとは肌が黒っぽくなる日焼けのことで主に紫外線A波が原因です。#美ツイ pic.twitter.com/7hQaMXrwNQ
— 日本化粧品検定協会 (@cosme_kentei) October 20, 2019
紫外線を浴びた後、皮膚が赤くなるサンバーンは、ほてった感じや、痛みを伴います。紫外線を浴びた数時間後から始まり、24時間後にピークに達します。
サンバーンは皮膚がダメージを受けて、炎症が起きている状態です。肌を刺激から守るための機能の、肌バリア機能も弱くなってしまっています。72時間後からおさまりだして、数日後に皮膚が剥けます。
【サンバーンとは】日焼けには『サンバーン』と『サンタン』という2種類があります。サンバーンは、紫外線を浴びた数時間後の肌が赤くほてった状態のことで、紫外線を多く浴びた場合は、水ぶくれや腫れ、痛みを伴うことがあります。#紫外線 #紫外線対策 #自由が丘クリニック #美容皮膚科 #皮膚科 pic.twitter.com/fLErajeGqg
— 自由が丘クリニック【公式】:ヒアルロン酸注入初回ご優待実施中 (@jiyugaoka_cl) May 10, 2019
紫外線を浴びて、72時間後に皮膚が黒くなり始ます。それをサンタンと言います。

サンタンでなぜ皮膚が黒くなってしまうのでしょう?
私たちの皮膚や髪の毛、瞳の色は、メラニン色素という物質の量で決まります。一般的に、髪の毛や黒い瞳のように黒いものはメラニン色素を多く持っているため黒く見えます。
紫外線からの刺激を受けた皮膚を守るため、メラニン色素が活性化され、増加します。そのため皮膚が黒く見えてしまうのです。
一度黒くなってしまった皮膚は、元に戻るまで約6週間かかると言われています。

人によってはサンバーンが起こらない人や、サンタンが起こらない人もいますが、その差はその人が持っている肌のメラニン色素の量と関係しています。
日に焼けても、赤くならない、黒くならないという人は、肌がダメージを受けていないということではありません。
日焼けしたあと黒くなるというのは、体を守るための反応なので、日焼けのあとに黒くならない方法は残念ながらありません。
しかし、黒い状態から早く回復させるための方法ならあります。それは日焼けのあとに可能な限り素早く、正しいアフターケアを行うことです!

汗をかく夏は、せっかく塗った日焼け止めも数時間で8割が流されるというデータも…。朝に日焼け止めを塗ったから安心!ではなく、こまめに塗るのを忘れないで!
うっかり日焼けを防止するためにも、サプリで内側からのケアも取り入れよう^^
アフターケアは72時間以内の速さ勝負!
日焼けしてしまった後は、時間が勝負です。
メラニン色素が増加する72時間以内に急いで行わなければなりません。
低下してしまった肌のバリア機能を取り戻し、日焼け前の肌の色に戻るための皮膚の回復を促すためのケアをしっかり行いましょう。
ケアの順番は…
- 冷やす
- 保湿する
- 水分、ビタミンを摂取する
日焼けしてしまったら、順番を守り速やかにアフターケアを行いましょう!
日傘なら雨でも使える兼用がおすすめ♪
|
冷やす
日焼けは軽症の火傷で、皮膚に炎症が起きている状態です。火傷をした時の処置と同じで、迅速に冷やすことが大切です。
🏥元看護師の日焼けメモ🚑
24時間が勝負💪
「うっかり日焼け」しちゃったら3選🥇一番大事!しっかりとにかく冷やす➡︎ほてりがなくなるまで繰り返して
🥈たっぷり保湿
優しくコットンパックも⭕
🥉水、ビタミン類もとる痛みや熱がひどい時は迷わず皮膚科へ🏃 pic.twitter.com/n3y7cOvJBx
— BeautyPro46【公式】 (@BPro46) August 9, 2021
濡れタオルや、保冷剤をタオルで包んだものなどでしっかりクーリングして下さい。
保湿する
日焼けにより肌が乾燥してしまい、肌バリア機能も低下してしまっています。肌に潤いを与え、肌バリア機能の回復を図りましょう。
保湿で使用する化粧水などは、刺激になってしまうアルコールが含まれておらず、保湿力の高い成分が入っているものを使用するのがおすすめです。
水分、ビタミン摂取する
体の内側からのケアとして、水分をしっかり摂り体の内側から潤いを補充しましょう。

水分を補給したあとは、日焼けでダメージを受けた皮膚の回復を助けるビタミン類を摂取!ビタミンC、Eは皮膚の回復を助ける効果があるため、サプリメントなどでしっかり補いましょう。
※ビタミンC入りの化粧水などの使用は日焼け直後は成分が肌への刺激になる場合があります。肌の状態が落ち着いてきてから使用しましょう。
72時間以内に、冷やす、保湿、水分とビタミン摂取が、うっかり日焼けで黒くなってしまった肌のが元に戻るのを早めるためのアフターケアです。
ケアを行う際は肌への刺激は最小限になるように注意することが大事です。クーリングに良かれと、肌に直接保冷剤を当てたり、マッサージをする行為は肌への負担となります。
使用する化粧品やパックも、日焼け直後はなるべく低刺激のものを使用するのがおすすめです。

水ぶくれができたり、痛みが治らないようなひどい日焼けの場合は速やかに皮膚科を受診してください。
夏だけではなく、紫外線は季節問わず降り注いでいます。長期間日焼けを繰り返すと、シミやシワなどの老化の原因や、皮膚癌などの皮膚障害が出る可能性もあります。
そのようなことにならないために、毎日の日焼け防止対策、アフターケアが肌の美容健康に重要です。
この夏おすすめの日焼け止めと、サプリメントはこちらになります。どちらかで大丈夫ではなく、強い日差しから肌を守るためにも内外両面からのケアをしっかりしましょう!
\海やフェスの強い味方!汗に強い日焼け止めはこちら/
汗をかいても焼かない 【NULLウォータープルーフ日焼け止め ジェル】
\うっかり日焼けしないための内側ケア!サプリを飲んで夏でも綺麗な白肌をキープ♪/
その他の日焼け止めは、楽天の売れ筋ランキングでもチェックできます。

10年、20年後に後悔しないように、しっかり肌のケアを行いましょう!