PR

潰瘍性大腸炎の原因?ダイエット漢方や便秘による下剤の服用リスクとは!

アフィリエイト広告を利用しています
記事内に広告が含まれています。

この記事では、潰瘍性大腸炎になった私が、ダイエット目的で利用されることが多いが“飲み続けると腸が黒くなる防風通聖散”、“痩せたと口コミのある麻子仁丸”などの漢方について実体験を紹介します。

先日、Twitterで下記のツイートを見ました。

ダイエット目的での防風通聖散の服用リスクについてのツイートだったのですが、思い当たる節がありすぎたのでつい引用リツイートをしました。

それが、こちら。

お見苦しいですが、実際の私の大腸の中が上記のようになっております。

思いのほかツイートに反応があったので、もしかして同じような方がいらっしゃるのかも?と思い、過去の私のようなことをすると危ないよ!という警告の意味も込めて、私の体験を書こうと思います。

この記事の内容

ダイエットや便秘で漢方を服用していた人が、潰瘍性大腸炎になった経験談

潰瘍性大腸炎になった原因は?

実際になぜ、潰瘍性大腸炎になったのか。
その原因は分かりませんが、最初に大腸カメラを受けたきっかけは人間ドックの検便(便潜血検査)で引っ掛かったことです。

人間ドッグで大腸カメラを案内された私は、自分の大腸を初めて見ることになったわけですが…それが、冒頭のツイートの大腸のように”腸壁が真っ黒&ヒョウ柄模様”になっていたわけです!

「大腸が真っ黒なのは色素沈着(大腸メラノーシスといいます)ですが、問題はここからですね。」と、医師に見せられた写真が私が引用ツイートで使った写真になります。

お見苦しいですが、もう少し見せるとこんな感じです。

見にくいかもしれませんが、白い部分が全部膿(うみ)なんだそうです…!!

そして、膿が出ていない部分は…(ヒョウ柄っぽい部分もありましたが)大腸全体が真っ黒…っ!!その状態を”メラノーシス”というのはその時初めて知りました。

分かりにくいですが整理すると…大腸の終わりの直腸付近には潰瘍性大腸炎、その他は大腸メラノーシス(色素沈着症)となっていました。

それぞれどんな病気なのかというと…

潰瘍性大腸炎とは

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の 炎症性疾患 です。 特徴的な症状としては、血便を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。 病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。

引用元:難病情報センター

大腸メラノーシスとは

大腸粘膜に色素が沈着し、大腸が黒くなった症状です。そして、この大腸メラノーシスの主な原因となるのが、アロエ、センナ、ダイオウを含む下剤です。これらの刺激により、大腸粘膜に少しずつダメージを蓄積させて色素の沈着が起こります。

大腸メラノーシスは下剤乱用の副作用です。目に見えない部分で起こる症状であるうえに自覚症状も無いので、大腸内視鏡検査を受けるまで大腸メラノーシスになっているかどうかは本人にも分かりません。

引用元:川越駅前胃腸・肛門クリニック

大腸メラノーシスは原因となる薬(漢方や下剤)の服用を辞めれば1年程度で正常な色味に戻るようです。こちらは色素沈着で病気ではないのかもしれませんが、腸の力が落ちている証拠と捉えることができます。

実際に、潰瘍性大腸炎になった原因は何か?と言われると、医師にも確認しましたが不明とのことでした。ストレスではないかと言われましたが、難病情報センターにも記載してある通り分からないというのが正直なところです。

みな
みな

生活環境の変化や食生活の乱れ、仕事が忙しい、人間関係に悩んでいる…といった具合に、ストレスを感じていた環境ではあるので「ストレスを感じているか?」と言われれば「はい」なのですが、大なり小なり誰もが日々感じていることだと思うのでストレスが原因なのかは不明です。

ダイエット漢方や便秘による下剤の服用リスクとは?

潰瘍性大腸炎になった原因は不明ですが、問題は大腸メラノーシスの方です。私は医療従事者ではないですが、こちらの症状が先で大腸の力が落ちていたことも潰瘍性大腸炎になった原因ではないかと思うのです。

では、なぜ私は大腸メラノーシスになったのか?

それは、冒頭のツイートでの警告のとおり…ダイエット目的での漢方を服用することから始まったように思うのです。もちろん、大腸メラノーシスの原因である便秘による下剤の服用も含まれます。正確には、私は”下剤”という名称のものは利用していませんでしたが、漢方で同じような成分のものを服用していました。

上記は私の”お薬手帳”の一部ですが、記録のある2019年より”防風通聖散”の文字があるのが確認できるかと思います。

もちろん、国に認可されている漢方なので適用者には効果のある薬です。ただし、薬である以上、副作用があることも事実なんですが…CMでも”おなかの脂肪を落とす”なんかのキャッチフレーズで紹介されていることから、太ってもいない方が安易にダイエット目的で購入するということもありそうです。


※上記クリックで商品ページにとびます(皆さんが一度は見たことのある内容が確認できるかと思います)

私のお薬手帳を見ていると分かるのですが、結構色々な漢方を試しています。そして、それが長期服用へと繋がっています。

なお、便秘でのの症状で処方される漢方については下記の動画が分かりやすいのでご参照ください^^

森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック

こちらの動画でも”漢方利用の長期服用に対するリスク”について、紹介されています。

”防風通聖散”は若い方もダイエット目的で服用しているのを見ますが、適用となる方は決まっています。

フローチャートの最上部に【肥満】の文字がしっかりと書かれています!

肥満でもないのにダイエット目的で服用を続けていると、私のようになるかもしれませんので辞められる方はすぐに辞めた方が良いです!

「飲むのを辞めたら便秘になった」など、副作用を感じている方はクリニックに相談してみることをおすすめします。

自力で便秘を直したい方は、色々試した私が最後に辿り着いた商品”美爽煌茶”を一度お試しください。

参考 【口コミレビュー】美爽煌茶の成分や効果、飲み方について

潰瘍性大腸炎になるとどうなる?

大腸カメラを受けたら、【大腸内視鏡検査結果】という検査結果が簡易に書かれた紙をいただきました。複数のクリニックで同じ紙の検査結果を渡されたので、こちらの紙はもしかしたら統一されているのかもしれません。

一度潰瘍性大腸炎になると、良いときと悪いときを繰り返す感じになります。

この病気はどういう経過をたどるのですか

多くの患者さんでは症状の改善や消失(寛解)が認められますが、再発する場合も多く、寛解を維持するために継続的な内科治療が必要です。また、あらゆる内科治療で寛解とならずに手術が必要となる患者さんもいます。また、発病して7-8年すると大腸癌を合併するリスクが高くなってきますので、そのような患者さんでは、症状がなくても定期的な内視鏡検査が必要になります。

引用元:難病情報センター

私の場合ですが、現在は下記の下剤を利用しています。

1~2か月毎日利用して、改善すると様子見。大腸カメラを指定される度に受ける必要はありますが、それ以外は普通の生活を送っています。

この大腸カメラですが、事前準備が大変なので本当にしたくない検査の一つです。

そして肝心の漢方についてですが、私は”防風通聖散”ではありませんが利用しているものがあります。

先ほど紹介した動画にも出ていた”麻子仁丸”です。こちらも内科で処方していただいていますが、やはり長期服用するものではないと思います。

安易に漢方を服用し始めることで、自身の自然な腸の働きを弱めることになります。私は便秘に効果のあることを色々と試していますが、そうならないためにもやはり早くからの漢方の長期利用は避けるべきです。

みな
みな

運動も大切だと理解していますが、食べるものも改善するよう気を付けています。先に紹介した商品”美爽煌茶”の他に、腸内環境改善に良い商品の利用や調理をしたりなど、できるだけ薬に頼らない生活を取り戻そうと頑張っています^^

私が潰瘍性大腸炎になった原因は不明ですが、ダイエット漢方や便秘による下剤の服用にはリスクが伴います。大腸粘膜の色素沈着である大腸メラノーシスは自覚症状がなく、腸本来の機能低下を示唆しています。

この記事を読んだ方は、私のように将来後悔しないためにも自己判断での漢方の長期服用は辞めましょう。また、私と同じような環境の方は、普通の生活を続けられるようにお互い頑張っていきましょう♪